移民局 同日以降、雇用移民ビザ取得のための「在留資格調整申請(I-485申請)」の受理を中止

2007年7月2日、先月半ばに公表されていた7月分ビザ官報の掲載内容が急遽訂正されました。それによれば、雇用に基づく移民ビザ優先カテゴリーのうち、移民ビザ請願(I-140)の認可後、移民ビザ取得手続の第2ステップにあたる「移民ビザ保持者としての登録申請」(アメリカ国内の移民局に提出する在留資格調整申請、またはアメリカ大使館・領事館に提出する移民ビザ申請)に直ちに進めることを示した「Current」としたカテゴリーにつき、「Current」から、同登録申請に進めないことを意味する「Unavailable」に内容が訂正されています。国務省は「今回の訂正は2007会計年度分雇用移民ビザの上限発給数に達したための措置」と説明しています。

これを受けて移民局は、同7月2日以降、2007会計年度分雇用移民ビザ取得のための在留資格調整申請(I-485申請)を受理しない方針を明らかにしました。

今回の突然かつ極めて異例な官報掲載内容の訂正に対し、American Immigration Law

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Foundation等の非営利団体は移民局を相手に連邦地方裁判所にクラス・アクションを提起する構えも見せています。

なお、2008会計年度分雇用移民ビザ取得のための在留資格調整申請は、2007年10月分のビザ官報(2007年9月半ば公表)において「Current」とされている優先カテゴリーに該当する申請であれば、2007年10月1日より申請が受理されます。